ラオスの安井清子さんから、元難民のモン族の人びとが暮らすシヴィライ村からの便りが届きました。
by laospantao


マイイェンに赤ちゃんが生まれました

 以前も紹介したマイイェンは、今年5月6日に、男の子を出産しました。その後、3か月、図書館の仕事を休んでいましたが、9月のラオスの新学期から、子連れ出勤で仕事に復帰しています。
 今、5カ月になったプットくん。保健体育の先生であるお父さんはラオ。お母さんはモンのハーフです。お父さんはラオス語、お母さんのマイイェンはモン語で話しかけているとのこと。ラオ語とモン語のバイリンガルになるでしょう。色白で目がくりくりとした、なかなかのハンサムくん。休み時間になると、図書館に来る女の子たちが、すぐさま抱いて遊びに行くそうで、その間、お母さんも仕事ができるとのこと……。
「子どもたちの声をきいていると安心するみたいなのよ」と。きっと、大勢の子どもたちに見守られて育っていくのでしょう。

 身内を次々となくし、血をわけた肉親はお姉さん一人だけという、さびしい境遇のマイイェン。結婚して幸せになってよかったな…と思っていましたが、結婚した時以上に、プットくんを抱くマイイェンからは、幸福感とやさしさが滲み出ているように感じました。そしてその表情に、私は、亡くなったマイイェンのお母さんの顔を見るような気がしたのです。これまでにマイイェンがお母さん似だと思ったことがなかったのですが、息子を抱くマイイェンの顔に、亡くなったお母さんの表情が重なって見えて、あぁ、マイイェンはお母さんになって、お母さんに近づいていくんだ……となんだかしみじみしてしまいました。

▼以前に紹介したマイイェンの記事
「マイイェンの結婚」

▼ラオス・山のふもとの刺しゅう屋さん(シヴィライ村の刺しゅう)
http://pajhnub.ocnk.net/
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by laospantao | 2014-11-15 00:19
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